私(=taichou、もちろんあだ名です)は現在横浜在住のサラリーマンですが、来春地方に移住したいと考え、土地を取得し、パナソニックホームズとの契約を行いました。(このあたりの経緯は別記事にしておりますので、よろしければご覧下さい。)
前回は、パナソニックホームズとの第一回打ち合わせで、屋根、外壁、ドア、床、棚などを選んだところまで書きました。 住んでいる横浜ではなく、移住先にあるパナソニックホームズと契約しましたので、気軽に何度も行き来することができず、各回の打ち合わせでは決めることが満載です。
第一回目から3週間ほど経った今回、第二回目の打ち合わせを行いました。ここでは、営業のTさんよりも設計士さんが主な打ち合わせ相手でした。決めたのは以下の通りです。
・お風呂(バスタブの種類、タイルの色、シャワーヘッド、タオル掛け)
・洗面台
・トイレ
・キッチン
<バスタブ>
お風呂は最初は大きめのものを入れることも考えたのですが、他を充実させたく(キッチン、リビング、書斎など)結局標準サイズとなりました。
標準サイズのバスルームですが、ここでもバスタブ、シャワーヘッド、タイルの色、床の色、、選ぶ項目はたくさんあります。
ここでは、「酸素美泡湯」というオプションを強くお勧めされました。 ごく簡単に言うと「細かい泡の力で入浴剤なしでも体がよく温まる技術」らしいです。 泡の中に手を入れて体験してみると確かにお湯が「柔らかい」気がしましたが、保温効果があるのかどうかはそこでは判断できませんでしたし、価格も十数万円上乗せになるとのことで、今回はお断りしました。
後で「酸素美泡湯」を検索してみると、「効果あって満足」という人、「フィルターの手入れが面倒」という人さまざまな意見がありました。興味ある方は検索してみて下さい。
バスタブは通常の段差のないバスタブと段差のある節水タイプからの選択ですが、後者を選びました。どちらにもそれほどこだわりはありませんでしたが、「何となく足を置いてくつろぎやすいかも」「節水できるならいいじゃないか」という程度の理由です。
<バスルームの壁と床>
バスルームの壁と床も選択肢は無数にあります。途方に暮れそうな数の中から選ぶのですが、小さなサンプルからバスルームになったときの様子を想像しながら選ばなくてはなりません。
これには面白いツールがあって、下の写真のようなものです。要は小さなバスルームの模型なのですが、サイズ感は手前のi-Padと比較して頂くとわかるでしょうか。
壁や床のサンプルをこの模型にはめてバスルームの雰囲気を想像します。これで確認しながら壁と床を選ぶのですが、、全体の雰囲気は最終的には「できてからのお楽しみ」だとは思います。。。
<シャワーヘッド、タオル掛け、、諸々選択>
お風呂に限らずこの後すべてに言えることですが、「標準ではここから選べます」 「オプションでお値段は上がってしまいますが、このようなものもご用意しております」 という選択肢を与えられ、大体の場合、「オプションの高いほう」に目が行きます。
住宅という大きな買い物なので、オプションの少しずつの積み重ねに対して金銭感覚が麻痺してしまって、後で積みあがった追加料金を見て驚く、、などということの無いように慎重に決める必要があると思います。
まずシャワーヘッド。 これは通常品以外にシャワーの出方を調節できるもの、手元にストップボタンが付いているものなど様々です。 「手元でお湯を止めることができるシャワーヘッドは便利かも」と思ったのですが、これはそのまま元栓を閉めることを忘れる可能性があると考えて採用しませんでした。
元栓を閉め忘れるとシャワーヘッドに水圧がかかったままになり、長時間経つとパッキンを痛める可能性があるそうです。
続いて水栓。ちょっとボケた写真で申し訳ありませんが、色・形を選ぶことができます。
さらにはタオル掛け。 自宅でも人の家でも、あまりタオル掛けをまじまじと見たことはありませんでしたが、これも何種類もあり、やはり見た目がしゃれているものはお値段もそれなりに上がります。
そうそう、バスルームの照明も選択できます。標準はよくある丸い照明(左)なのですが、オプションでフラットラインLEDという格好いい照明(右)にすることができます。これは後者を選んでしまいました。
そして、ヨメtaichouの希望で浴室乾燥機を付けました。 寒冷地なのでお風呂の暖房としても活躍するものと思います。
<洗面台>
洗面台も標準の他にさらに上のグレードが用意されています。左の標準でも十分だとは思うのですが、「蛇口の周りに水垢が溜まったり、汚れやすい」のに対して、右側のアップグレード品では「汚れが溜まらない」とのことでしたので、右側を選びました。
写真の三面鏡の間のLEDライトはオプションなので、残念ながらうちのものには付きません。鏡の上部にLEDライトが付いています。
洗面台の下のキャビネットも形、柄と色も選ぶことができます。標準の扉式では、奥のものが取り出しにくいので、オプションで引き出し式にしてもらいました。
<トイレ>
パナソニックのトイレと言えば「アラウーノ」です。「スゴピカ素材」という汚れにくい素材でできていて「激落ちバブル」による洗浄、「トリプル汚れガード」機能付きだそうです。
興味のある方は、それぞれの単語をググってみて下さい。 ショウルームに行く前は、アラウーノは樹脂だと聞いていたので、「陶器製の他社品の方がいいのでは、、、」と思っていたのですが、説明を聞いてみてアラウーノに決定。
本当は、センサーで自動で蓋が開くトイレにしたかったのですが、10万円くらい値段が上がると聞いてあっさり断念。 まあ、蓋の開け閉めは自分でやります(^-^;
さらに、トイレのリモコンも選ぶことができます。標準のリモコンにプラス1万円で、ホテルや高級レストランのトイレにあるようなおしゃれなリモコンに変更することができます。写真の上の黒いやつです。付けたかったのですが、節約のためこれも見送りました。
<キッチン>
パナソニックのシステムキッチンは「Lクラス」という高級クラスがあり、ヨメtaichouは本当はこれが欲しかったのかも知れませんが、あまりに価格が違うので、「ラクシーナ」というキッチンになりました。
アイランドキッチンでフロートタイプというのがヨメtaichouの希望でしたので、これはその通りにオーダーしました。が、それだけではなくコンロの種類、シンクの素材、天板の色、側面の色、蛇口の種類、引き出しの取っ手、食洗器の種類、、などを決めます。キッチンはなんと高さも選ぶことができます。taichouも料理をするので、ちょっと高め(高さ90cm)にしてもらいました。
水道の蛇口はちょっと価格は上がりますが、手が汚れていてもどこにも触らずに水が出せるよう、センサー付きのものにしました。停電になっても下の方で操作できるようになっていて、水を出せるそうです。
さらにはカップボードの種類と位置、レンジフードなども決めていくのですが、このあたりになるとだんだん集中力も途切れそうになってきます。
換気扇は全自動おそうじファン付き「ほっとくリーンフード」という高級なやつにしました。石田ゆり子さんがCMやっていたと思います。 「ファンの掃除がほぼ不要になる(10年に一度程度でいいらしいです)」とのことで、コストををかけてもいいかと思いました。
こんな感じで、すべて決め終わる頃にはヘトヘトになっていましたが、翌日は場所を買えモデルハウスで、インテリアコーディネータさんと打ち合わせです。
次回は、「第三回打ち合わせ」として翌日の打ち合わせについて書きます。。。
と、ここで今回は終わろうかと思いましたが、ショウルームでの打ち合わせには後日談があります。
<ヨメtaichou、汐留ショウルームへ>
横浜に戻った後、ヨメtaichouはキッチンの他の色が気になったらしく、「本当にあの色でいいのか」と迷い始めました。 そこで横浜のパナソニックショウルームへ見に行こうとしたのですが、、、予約が全く取れなかったそうです。色々と調べた結果、汐留のショウルームでキャンセルが出たらしくわずかな空きを発見しました。
辛うじて空いていた時間帯に予約を入れ、ヨメtaichouは一人で汐留ショウルームに行ってきました。 そこでは私たちが打ち合わせに行った地方のショウルームとちゃんとデータ共有がされていて、家の間取り、前回打ち合わせで選んだキッチンその他の種類や色のデータもすぐに取り出せたそうです。
さすが、パナソニック。
で、ヨメtaichouはキッチンのカラーサンプル実物を見てきたわけですが、色についてはまだ迷っていて、今現在まだ決めかねています。来月(2020年10月)には決めなくては、、という状況です。
ま、後で後悔するよりも納得するまで迷って考えて、、、した方がいいですよね。
そんな訳で、次回は第三回打ち合わせで、電気関係等について打ち合わせたお話について書きます。では。